お酒、 飲んでましたよ! 若かりし頃
大阪にいた頃、20代
まさに 浴びるように飲んでたっけ(笑)
お洒落なワインバーでマナーも知らず 2人で7本とか・・
怪しいバーで
友人 と、一晩にバーボン2本&ラム酒を1本
意識が無くなり、気が付いたら病院のベッドの上とか・・
そんな頃、欲しくっても飲めない酒がありました。
「アブサン」 緑の妖精とも呼ばれ
19世紀、フランスの芸術家達を魅了し
画家のゴッホやロートレック,詩人ヴェルレーヌ達を
破滅に導いた 禁断の酒です。
原料のニガヨモギに常習性成分が含まれているという事で
1915年にフランスで製造販売が中止され、当時は幻の酒
その 「アブサン」 が数年前に解禁!
常習性成分を抑えて
日本でも販売 されるように
最もヨーロッパの一部では 今でも禁止されてますが・・
そんな「禁断の酒」を飲むために作られた
約100年前のフランスの道具です。
アブサン・スプーン : この酒を飲むためだけの道具
肉厚のズッシリしたピューターのような素材で出来てます。
最近、メッキの複製品も出てますが、本物の質感には敵いません。
アブサン・グラス : かさ上げされた極厚底の吹きガラス トロンプルイユ
遠い昔のフランスの空気、ガラスの中に気泡となって閉じ込められ
私の好きなグラスの一つ
グラスに、スプーンのハンドル、窪み部分をセット
角砂糖を上に置き、上から冷水を少しづつ・・
角砂糖が少しずつ溶け、美しいグリーンのアブサンの中に
不思議な事にグリーンの液体が白濁
アブサン・スプーンでステアして飲みます。
ジョニー・デップ主演の映画 「フロムヘル」実際にあった事件「切り裂きジャック」を題材に
アブサンとアヘンに溺れる警部を演じてます。
そして、映画に出てくるアブサン、ジョニー・デップが
こんな飲み方をしてます!
今ではビール1本でも満足ですが・・? (笑)
たまには・・ 怪しく危険な雰囲気の酒を
海を渡ってきた 当時の道具を使って
壊れていった芸術家達に思いを馳せ
映画の主人公になり・・・
夜中にオヤジ一人 壊れていく ちょこっと、いい時間?です(笑)