近々、私の大切にしていた道具がお嫁にいく予定です。
先に、
お宝鑑定ドットコムへ鑑定依頼したほうが
良かったかな~ 今頃になって少し惜しくなりました(笑)
スイスのツバイルッチーネン(舌を噛みそうな地名です)
「初代エルク」 100年近く前の希少なピッケルです。
入手したのは3年前、イギリスのコレクターからでした。
ヨットに据え付けられたいたホウロウ の コンロとか、
真鍮のランプやランタンなどを譲って頂いてました。
コレクター氏から他に興味のある道具はないか? と連絡、
以前から少し集めていたスイス製ピッケルの事を伝えると
「それなら私のコレクションだ」とのメール 狂喜しました。
スイスの名匠
ベント の他、希少なピッケル譲ってもらいました。
そして、どうしても欲しかった幻のピッケル
シェンク を切望、
あり金をはたいても欲しい幻のピッケルです。
が・・ コレクター氏 も「シェンク」は見た事が無いとの事です。
その代わり凄いのがあるとの事、それが
初代エルク でした。
山岳資料では世界一といわれる、長野県の
大町山岳博物館に
この「初代エルク」の初期型タイプが日本で唯一 公開され
ています。
2005年の年末に大雪の中、会いに行ってきました。
北アルプスの麓、大町山岳博物館です。
そこには、全く同じ形状の少し小ぶりな 「初代エルク」 が
ガラスケースの中に展示されています。
パンフレットには明治43年(1910年)に加賀正太郎氏が
日本に持ち帰ったもので、国内に現存するなかで最古の
スイス製ピッケルと記されておりました。
少し身体が感動でふるえました。
下のサイトは、古いピッケルの情報量では、きっと世界一です。
小さな山道具館
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