先日 ブログに、「本当に春でいいですかね」なんて書いたら
3月の半ばになってこの寒さです。
夕方から歯医者さんへ、ガタガタの歯をガリガリと削って
外へ出ると雪でした。(なんと気温2℃)
家に帰ると雪帽子をかぶったノースポール、アフリカ出身なのに
何とも涼しげな名前を付けられた花、こんな田舎で震えてます。
歯科医院のうがいをするコップ置きのノズルを見ると
生涯でベスト3に入る恥ずかしい思い出が蘇ります。
中学校を卒業して高校入学の前日です、丸刈りだった髪の毛を
2ヶ月かけて4センチまで伸ばし、街にある散髪屋さんに
ドキドキしながら駆け込みました。
当時、流行最先端?の髪型で高校の入学式を迎えるためです。
憧れの髪型・・・ 「パンチパーマ」
田舎には無い最新施設の散髪屋さんでと、中学2年の時から
心に決めていました。
パンチパーマの儀式、熱いコテで何ヶ所か頭皮を焼かれながら
みるみるお兄さんの頭に変貌、眉毛もついでに決めてもらった後
お姉さんが 「どうぞ」 と歯科医院で見掛けるコップに水を出す
ノズル状の器具を指差します。
当時、田舎にはこんな物ありません。
なんと私はためらいもなしに、ノズルに顔を近づけ
「ガラガラ~ ペッ」
一口飲んだ後、うがいをしてしまったのです。
「あの・・・ スミマセン・・・ 顔を洗ってください・・・」
顔を紅潮させて、お姉さんは肩と 声が震えてます。
笑うのを必死でこらえてました。
周りの人もいっせいに見つめます。
あのノズルを見ると逃げ出したくなるのです(笑)